大腸がんの検査方法 その3
その他に超音波検査というのもあります。
大腸がんが大腸壁のどの辺まで進行しているかとか、リンパ節へ転移していないかなどを調べる時に用いられます。内視鏡の先端に超音波の探触子というものを取り付けて検査しますので、がんの小さな広がりもすべて分かるのです。
また、がん細胞が他の臓器へ転移しているかとか、骨盤内に広がっているかなどを調べるには、CTやMRIなどの画像検査が必要です。
また、大腸がんの検査には注腸造影検査もあります。この検査ではバリウムを使います。まず、肛門から体内にバリウムと空気を入れることにより大腸を膨らませ、その膨らんだ状態でエックス線撮影をします。その結果、盛り上がった形のポリープを発見できるのです。