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大腸がんの検査方法 その1

大腸がんにはいろいろな検査方法があります。

そのもっとも一般的なものが便潜血検査です。この検査では、便を採取し、その中に目に見えないほどの小さな血液があるかどうかを調べます。便潜血検査は精密検査の前のテスト段階の検査ですので、集団検診でよく行われます。


では、この検査で異常があると診断された人のうち、精密検査の結果、大腸がんと診断されるのはどれくらいの割合でしょう。


それはかなり少なくて、3パーセント~5パーセント程度です。そして、大腸がん患者のうち約30パーセントの人は、この便潜血検査をきっかけにしてがんが発見されています。


その他、直腸診という検査もあります。直腸診検査は、医者が肛門から指を挿入し、腫瘍があるかどうかを直接触って確かめる検査です。これは指の届く範囲だけしか調べることができません。


その周辺が大腸がんができやすい場所なのですが、指で触った以外のところにできた腫瘍は発見されにくいです。薬を使うこともないので、簡単な検査方法ではありますが、遠慮したい人も多い検査方法かもしれませんね。


またPET、CT検査があります。数ある大腸がん検査の中でも、体に負担が少なくてすむ検査として有名です。この検査は、場合によっては保険も効きます。


PET検査は、薬剤を注射した後に装置の中で横になっているだけでおわりますから、体への負担が少ないのです。体力がないので体に負担がかかる検査をうけられないとか、何らかの理由で内視鏡が通らないといった患者などには、特に役立ちます。

→ 大腸がんの検査方法 その2

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