大腸がんの自覚症状
大腸がんになってしまうと、いったいどのように症状が出るのでしょう。
大腸がんの中で、直腸がんという病気があります。
直腸がんは、大腸の中でも、肛門に近い方の場所にがん細胞が出来てしまったものです。
肛門からS字結腸までの間にがんができた場合、直腸がんといいます。
直腸がんも、もちろん早期発見が大切です。
どのがんでも同じですが、早期発見ができれば完治する確率も上がります。
とかく大腸はデリケートな場所なので、もし異常を感じても病院に行くことをためらってしまいがちです。
そのせいで、がんの発見が遅れてしまいがちなのも直腸がんの特徴のひとつです。
では、直腸がんになってしまうと、どんな自覚症状があるのでしょう。
まず、肛門からの出血です。
これは排便時に発見できます。
血液以外に粘液が出ることもあります。
また、直腸がんが進行してくると便が非常に臭くなる傾向があります。
データ的には、50歳からの年齢が直腸がんになりやすいです。
とはいえ、若いうちにすでにがんができ、何年かしてからそれが原因で亡くなるというに、たケースもあります。
ですから、若いからと安心していないで、まめに検診を受けてください。
また、大腸がんの中に、結腸がんというのがあります。
このがんが進行すると直腸の幅が狭くなるので、腹痛をひきおこしたり、肛門やお尻に痛みを感じるようになります。
痛みを感じれば病院に行くきっかけになりますから、自覚症状があればまだいいですね。
自覚症状がなければ、がんが進行するのを放置してしまい、結果、手がつけられなくなってしまいます。
少しでも違和感を感じたら、すぐに受診するように心がけましょう。
→ 大腸がんの初期症状